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白昼未明

芸術、社会、政治、文化など世界に意見するブログ。

適応障害で会社辞めました③

研修も進み仕事にも慣れてきた頃、ここで新たな問題が発生しました。

 

隣に座っている先輩が私のPC画面を一時間に一度は覗いてくる事に!

 

島型のオフィスで隣同士を仕切るパネルも有りません。先輩社員は私が何をしているのか気になるのか、また信用してない為かしょっちゅう画面を覗き込んできました。

 

それは二つのパターンが有りました。

ちらりと横目で盗み見るパターンと、体ごと覗くパターン。

体ごとの続パターンのあとはお決まりの質問が来ます。

 

「今、何してるの?」

 

この質問程、むかつくものは有りません。私の仕事に特別なものは無く日々のルーティンワークと電話対応です。それなのに毎時間常に聞いてくる。ネットサーフィンでもしてると思っているのでしょうか。そんな暇無いですけど。

 

この質問が来るたびに私は細かく説明しなければなりません。資料作ってましたとか、メール確認してましたとか。この繰り返しのうんざりすること。心の中では「仕事に決まってんじゃん。何だと思っているの?」と言い返しておりました。しかもそんなに頻繁に確認する必要ある?問題有ればこちらから報告するわ!と思っておりました。

 

また、この質問が来るのはだいたいメールの確認をしている時です。メール確認している=暇だと思われているのかもしれません。でも一日数百件届くメールの確認も大事な仕事です。返信しなければならないもの、社内の情報共有等、さまざま有ります。

 

ですがこの質問が怖い私は、メールの確認を堂々と出来なくなりました。本当に作業の合間にさっと確認する程度で、仕事がある程度片付いた時間にじっくりと確認する余裕が無くなってしまいました。おかげで上司から、メールもちゃんと確認しないと駄目だよと言われる始末です。

 

 

隣から監視される恐怖は尋常じゃ有りません。常にミスできない緊張感の中、客からのクレームで心身をごりごり削られて行きます。私は逃げる様にトイレに立つしか有りませんでした。

 

トイレの個室の中で深呼吸をし気持ちを落ち着かせる。そんな日も有りました。

 

 

「今何しているの」と言う質問は非常に抽象的です。質問された側はなんだか非難されている気持ちになります。せめて、「進捗どう?」とか「○○はもう終わった?」とか具体的に理由もつけて聞いて欲しい。まぁ、私の我儘ですが。

 

 

行動は監視するくせに、いざと言う時に頼りにならない。自信なさげに指導されれば、こちらも不安になってくる。

 

互いに悪循環でした。

私は客からのストレスと隣からの視線にだんだん頭がおかしくなってきました。

 

 

異様に疲れ易くなりました。とにかく寝たいのです。昼休憩に最低30分は仮眠しなければ持たない程でした。

 

自分の身だしなみを整えるのも億劫になりました。以前はメイクも30分かけ、シャドウやチーク、シェーディングにハイライト、フィニッシュパウダーまでしていました。

しかし、体調が悪くなってからは寝る時間を少しでも長く確保するため、ファンデーションとマスカラだけ済ませる必要最小限になりました。当時は朝起きてから朝食を食べ、着替えを含めた家を出るまでの全ての準備を30分で済ませていました。化粧時間なんて10分です。朝、汚い話ですが顔も洗いませんでした。気力が無かったのです。

 

 

会社に行きたく無いと思いつつも行かなければならない。嫌だ嫌だと思うささやかな抵抗が身だしなみに現れたと思います。

 

 

そしてクレームを生ませてしまう原因が会社の利益優先にあることに気づいたのです。一度社内の人に、分かっててやっているのかと聞いた事が有ります。返答は分かっててやっていると言われました。

 

目の前が更に暗くなった気がしました。私は人の為に仕事をしたいという想いを持っていたのに、すっかり人を傷つける側になってしまっていたのです。本当に申し訳なかった。本当に悲しかった。今でも罪悪感が残っています。私は人生の中で、一瞬でも人を傷つける事をしていたのだと。

 

詐欺じゃないの、あんたの給料はどこから来ていると思っているの、訴えてやる、警察に行くとさんざん言われ続けました。酷い時には、辞めるか死ぬかどっちかにしろとも言われました。

 

全ての主張は法律的な視点からの判断でそう言われた訳ではなく、また私個人に向けられた怒りではないですか、個人感情でぶつけられた主張に対し、そうかもしれないと思ってしまい、私は何も言い返せませんでした。

 

自分はこんな、人から罵倒される為に、人を傷つけてお金を得て生きて行くのかと。

 

心が砕けました。

ある日、起きた瞬間から泣き崩れました。

限界がもうすぐそこまで来ていたのです。